ハイヤーセルフにつながる扉 初めてハイヤーセルフに会った日のこと
私は、扉の前に立っていました。
そこは宇宙のようで宇宙とは少し違う、
一面紺色で無音の世界。
目の前に現れた階段をひたすら上り続けた先、階段の一番上に、その扉はありました。
私は扉を開けてみました。
扉の向こうには、見渡す限り無数の星が輝く空間が広がっていました。
おそらく宇宙なのでしょう。
果てのない世界をしばらく眺め、ふと、自分の周りに目をやると、光の筋がもやもやしながら何やら動いています。
そのもやもやした光は、扉から糸のように伸びて網目をめぐらせ、楕円形の繭のような柔らかい部屋を形づくっていました。
表現しにくいのですが、光の糸の網目の隙間からは外の宇宙が見える部屋です。
私はその部屋に入って腰を下ろしました。
部屋を観察すると、光の糸は絶えず流動しているように見えました。
その様子をぼんやりと見ていると、部屋の奥の方に光が集まっていくのが見えました。
集まった光は、変幻自在で、みるみるうちに人の形に姿を変えました。
そして、私よりも少し大きなその光の人はこちらに近づいてきました。
その姿が、あまりにも眩しくて。
近づいてくるにつれ、その光の中に、強烈な懐かしさを感じました。と、同時に、よく知っている感覚も。
光の人は、人の形をしてはいますが、顔のパーツはありません。性別もありません。
のっぺらぼうのように見えるのに、優しい眼差しに笑みを浮かべている美しい表情が不思議とわかります。
そして、光の人は、私の目の前までくると、
感激でいっぱいという満面の笑みで
「ほんとに・・・!!よく来てくれたね!」
といい、そっと抱きしめました。
そして、
「ずっと、そばにいたんだよ。」
と。
その瞬間、脳裏に自分の人生が走馬灯のように駆け巡り、、、
一気に涙が溢れました。
祝福とともにこの世に生まれた瞬間から、
良い時だけではなく、
つらい時も、悲しい時も。
自暴自棄になった日でさえも。
光の人は、ずっと
側で見守ってくれていました。
決して甘やかすことはせず、
乗り越えられる試練だからと、そっと。
それを強く実感したことで、今まで経験してきたことは何一つ無駄ではなかったと心から認めることができました。
反省も含めて、すべてが私にとって必要な経験でした。
そして、その光の人こそ、ハイヤーセルフだとわかりました。
そして、ハイヤーセルフは、こんなメッセージを伝えてくれました。
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そのままでいい。
何かにならなきゃとか、頑張らなきゃとか、思わなくていい。
君はそのままでいいんだ。
君が穏やかに微笑んでいるだけで、どれだけ周囲の人が癒され、元気づけられ、明るい気持ちになることか。
同様に君も周囲の人に癒されたり元気づけられたりすることあるよね。
一人ひとりに宇宙から贈られた素晴らしいギフトがある。
今の自分ではダメだ、と感じている人に対して、そのままで完璧な存在である、というメッセージを君は伝えていくことができる。
>私が宇宙から与えられたギフトは何?
*魂で会話ができること。
言葉ではなく、魂と魂で通じ合うことができるんだ。言語化が苦手なのは、それが理由だ。
*人の話を本当によく聴ける。
それは、話をする人への癒しにつながる。
*他の人が応援したくなる人である。
それは、サポートを受けて甘えていいということなんだよ。
*鎧を外して素で話したくなる存在。
中には鎧を外せない人もいるけれど、それは向こうの問題だから気にしなくていい。
>どうしたら日常的にあなたと繋がれる?
空を見て。
意識して見上げることで、どんな場所でも、どんな時でも、繋がることができるよ。
どんな天候でも大丈夫。
ハートチャクラに手をあてることでも繋がることができる。
実は、穏やかでリラックスしている時も、いつも繋がっているよ。
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日常的に繋がる方法を聞いて、その日はお別れをしました。
面と向かってメッセージをやり取りしたのは初めてでしたが、実は生まれた時からずっと見守ってくれている存在であり、これからも側にいることがわかるので、安心してお別れすることができました。
これが、ハイヤーセルフと初めて会った日のお話です。
その日以来、以前に増して日常的にハイヤーセルフとの繋がりを感じられるようになりました。
そして、月に数回は直接メッセージをやり取りする時間を持つようにしています。
過去世や未来の姿を見せてもらったり、生まれてきた目的を示してもらったり。
まだまだ未熟な私は、疲れていたり不調が続くとなかなかうまく繋がれない日もあります。
できるだけ心身が整っている状態を保てるよう自己管理し、今後もハイヤーセルフとのつながりを大切にして生きていきたいと思います。